校長あいさつ of 秋田県立能代松陽高等学校

kousyou.jpg秋田県立能代松陽高等学校
   (あきたけんりつ のしろしょうよう こうとうがっこう)

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平成28年4月

 新生能代松陽高校は、99年の歴史と卒業生24,264名を有する能代北高校と90年の歴史と卒業生16,678名を有する能代商業高校が統合し、普通科、国際コミュニケーション科、情報ビジネス科を持つ総合制高校として、平成25年4月1日に開校しました。両校の伝統を引き継ぐととも共に、時代や地域の要請を受けて、「グローバルな視野で未来を切り拓く力を持つ人間の育成」という新たな使命を担って誕生しました。

 開校までのほぼ十年にわたる過程では、秋田県及び能代市の関係者だけでなく、地域の方々より、能代地区の新しい高校に対する要望や構想に対するご意見等をいただいてまいりました。基本構想を実現する過程で乗り越えるべき大きな課題もありましたが、平成25年の開校に到るまでの、関係者の並々ならぬご尽力、ご支援、ご協力に対して、心より敬意を表するとともに、深甚なる感謝を申し上げます。

 お陰様で、外構工事については、グラウンド関係の工事を残すのみとなり、今年の11月19日土曜日に竣工式を挙行する運びとなりました。すばらしい校舎の建築工事に携わってこられた関係各位に、改めてお礼申し上げます。

 新しい校舎で暮らす生徒たちは、木の香りと温もりのある木材の色と質感に抱かれ、さらに最新の充実した設備に恵まれて、快適で充実した学校生活を送っております。また、校舎の明るさに呼応するかのように、明るく元気でエネルギーに溢れております。整容面では端正を心がけ、さわやかさと清潔感があります。あいさつも立派で「あいさつが木霊する学校」であると教職員は高く評価しています。さらに、多方面にわたって持てる能力を発揮したり、地域貢献に努めたりしておりますので、市民の皆様からも「元気がでる」「地域が活性化する」という評価をいただいております。

 さて、能代松陽高校は、進学指導、国際教育、情報教育に力を入れる学校を目指していますが、特に国際教育については、取り組みが充実しています。まず、第2外国語として、中国語、韓国語、ロシア語を2年次、3年次で選択して学習できます。第2外国語の教師として、中国出身の方とロシア出身の方が教えております。また、アメリカ出身のALTも常駐し国際語になっている英語の教育に力を入れています。さらに、国際教養大学、秋田大学、秋田県国際交流協会、国際協力機構、外務省などの協力を得て、東アジア、アメリカ、開発途上国に関する講演会やワークショップなどを展開して、生徒たちのコミュニケーション能力と国際感覚を養成しております。加えて、平成27年2月には、アメリカ・イリノイ州にあるオークパーク&リバーフォーレスト高校と姉妹校提携し、今年6月には30名ほど生徒、職員が来日し滞在され、本校生徒と交流を深めることとなっております。国境を越えた若者と若者との交流が、人と人との交流が、グローバル化のひとつの核であると考えております。

 また、特徴ある教育活動として、本校には地域貢献・地域連携活動があります。たくさんある活動の中で、特筆すべきは、北限の茶檜山茶を活用した紅茶開発だと思います。情報ビジネス科と家庭クラブが中心となって、行政、大学、研究所、企業、檜山茶の関係団体や個人からの援助や助言をいただきながら、秋田しらかみ酵母を活用して檜山茶から紅茶を製造しています。この活動は生徒のキャリア教育に役立つだけでなく、地元の活性化や産業振興にもつながる可能性があります。能代松陽高校は、様々なボランティア活動に加えて、このような活動を推し進めていきたいと考えております。

 最後に、能代松陽高校は、関係各位及び地域住民の期待を託されて誕生した高校です。その期待が表現されている教育理念、教育方針、目指す学校像、目指す生徒像の実現のために、生徒と教職員が一丸となって、日々の学習活動・教育活動に取り組んでいく覚悟であります。新生能代松陽高校の船出と新たな歴史の始まりを共にお祝いするとともに、教育理念等の実現のための、皆様からの変わらぬご助言・ご鞭撻をお願い申し上げます。